第29回 それぞれの終活について考える in コムズ

日時: 2019年 3月14日(木) 13:30~15:00
場所: 松山市 コムズ3階 会議室3
講演:
●エンディングノートを書きましょう
門田 洋子
土屋 あおいさん
●お坊さんに聞いてみよう~
真言宗智山派 南向山 宗通寺 住職 田中 正晃 さん
●相続法の改正Q&A
●専門家による個別相談会
いよリーガル 代表司法書士 荒川 晃久さん

今回はBSオリジナルエンディングノートをもとに、葬送と相続についての勉強会を行いました。

エンディングノートを書きましょう

土屋 あおいさん樹木葬という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
樹木葬とは、基本的に跡継ぎを必要としない永代供養で費用を安く抑えられる個人供養です。
土屋さんは、若いにも関わらず、自身の葬儀について考えられ、何事も早すぎることはない。
と前向きに自分の人生に向き合われていました。


アンケートより

「樹木葬のナマの情報は、大変興味深かったです」
「ポイントをつかんで分かりやすかったです。土屋先生のお話、自身のことなので心にグサーっときた。」

お坊さんに聞いてみよう~

田中 正晃 さん真言宗には18の宗派があるそうです。智山派の御住職である田中正晃さんからは、そんな宗派について分かりやすく説明していただきました。
田中さんは、2メートルはあろうかという大きな掛け軸の中に描かれている『人の世曼荼羅』(ひとのよまんだら/亡くなった後の話)を元に描かれている事の一つ一つを丁寧に解説してくださいました。
それを聞いて天国も地獄も人の心の中にある。ということを改めて実感させられました。

その後も永代供養、戒名の付け方など、普段なかなか聞く機会もない貴重なお話を聞きました。


アンケートより

「7日ごとの法要の理由を初めて詳しく聞けてよかったです。子どもの頃には折に触れ、目にしていた地獄絵やお説教など現代においても必要なのでは、と感じます。」
「中有のお話、人の世まんだら心にしみました。」

相続法の改正Q&A

荒川 晃久さん年号が変わり、世の中の価値観の移り変わり、法律もめまぐるしく変わってきています。
今回は相続法についてご説明いただきました。
知っていなければ損をする。自身が死んでしまった後では、相続を決めることは出来ないので、後悔しないためにも法律を理解し、どのような手続きをすればよいのか、分かりやすくご説明して頂きました。

受講者の方も、後日いよリーガルに『個人的に相談したい』という方もいました。


アンケートより

「新制度についてよく分かりました。」
「預貯金の仮払いの制度が出来ることは大変よいことだと感じました。」
「法律改正について情報が得られてよかった」

次回開催予定

次回は 6月12日(木)コムズ3階 会議室3にて 13:30~15:00 「認知症とグループホームについて」の講演会・勉強会を行う予定です。
皆様の参加をお待ちしております。