第31回 それぞれの終活について考える in コムズ

日時: 2019年 9月12日(木) 13:30~15:00
場所: 松山市 コムズ3階 会議室3
講演:
●エンディングノートを書きましょう
BS21 門田 洋子
●グループホームについて
梅本の里 グループ長 佐伯 誠治さん
●遺影写真の上手な撮られ方
松原写真館 松原 珠恵さん
●聞いてあんしん!相続・遺言セミナー~家族法改正を踏まえて~
いよリーガル 代表司法書士 荒川 晃久さん

今回はBSオリジナルエンディングノートをもとに、「グループホームと遺影写真」について学びました。

グループホームについて

グループホーム「梅本の里」グループ長の佐伯さんがお話をしにきて下さいました。
グループホームの規模やご入居者さんの生活スタイル、入居するための条件、退去しなければいけないときなどを説明して頂きました。
佐伯さんのお人柄が伝わる、丁寧で分かりやすいお話で、安心感を感じながら聞かせて頂けました。

もし退所が必要となったとしても「グループホーム梅本の里」には特別養護老人ホームとの連携があること、同じ敷地内に託児所があり、日常の生活の中で多世代間の交流があること、将来的には、自然豊かな敷地を活かした「梅本の里村」という壮大な構想もあるとのこと。
ワクワクするお話で、私も一度訪れて見たいと思いました。

アンケートより

「ケアハウス→グループホーム→特養老人ホームと関連付けての施設、各看取りまで素晴らしい施設だと思います。」
「今後このような一連の施設が出来ると良いと思う。」

遺影写真の上手な撮られ方

私は生前に遺影写真を用意をするということを、意識したことはありませんでした。
実際の見本を見ると、背景や衣装、表情によって印象が違うことがよくわかりました。

スタジオの高性能なカメラで撮影した写真は加工がしやすいこと、そのため加工料も安く収まること、何より自分が残してもらいたい姿を自分で選ぶことが出来ます。

私も撮っておきたいと思いました。
使いたい写真がわかりやすいように、生前は小さく手札サイズ程度で用意しておいて、併せてCDでデータを保管しておくことで、使用するときに綺麗に大きく現像することが出来ます。

撮影の仕方やご自分の気になることなど、リラックスして撮影して頂けるよう、まずはご相談下さいとの事でした。

参加者の方々には体験撮影の割引チケットのプレゼントもありました。

アンケートより

「お願いしたい」

聞いてあんしん!相続・遺言セミナー~家族法改正を踏まえて~

荒川 晃久さん遺産相続のトラブルは自分とは縁遠いことに思うのですが、家族間での裁判が毎日、何件も行われているそうです。

相続は、遺産が多い少ないに関わらず、人間関係などの問題が、急に現れるきっかけなのだそうです。

「不要なもの、使われる目処のない土地などは、人生の棚卸し、財産の見直しとして生前に整理をするというのも一つの方法ですよ。」
とのことでした。

残された家族同士に遺恨を残さないためにも、資産の確認、整理をすることは大切です。
その時に遺言書があればトラブルを回避することにも繋がります。

遺言書には決まりがあり、条件を満たしていないと無効になってしまいます。

まずは、財産の大小にかかわらず個人相談をされることを勧められていました。

会場では参加者の方々からいろんな質問がありました。
個人相談の時間も設けていますので、お気軽にご参加してみてください。

アンケートより

「勉強になった」

次回開催予定

次回は11月14日(木)コムズ3階 会議室3にて 13:30~15:00 「介護施設と尊厳死について」の講演会・勉強会を行う予定です。
皆様の参加をお待ちしております。